くまのリレケムさん
巻八十七 都筑郡之七 熊野社
見捨地,四畝,村の中央にあり,小社にて東向なり,例祭年々十一月十五日,
観福寺の持なり,(『新編武蔵風土記稿』)
権現谷戸の田舎道をどんづきまで行くと,その少し手前,左手丘上に祠が見えてきます。
祠は「風土記稿」のように東を向いていますが,鳥居は北北西の方角を向いています。
お供えもありました。
祠の中の板碑には「熊野神社神璽」とあります。
この権現谷戸の入口には,「大日様」も祀られています。
権現谷戸の入口にある「大日尊」。
(くまのリレケムさん)
2002.11.25 UP
TATSUさん
東急田園都市線江田駅下車、徒歩20分。
バス停「神社裏」前より、稲の育つ谷戸に入る。
一番奥の民家より、左手方向を見ると山の中腹になにやら赤い、鳥居らしいものが見える。
狭い石段を登ると、小さな祠が1つ。
鳥居には、「熊野社」との額が架けられている。
祠の中には、「再建 昭和弐拾弐年五月吉日」と書かれた札がある。
あまり手入れされていないようで、周りには夏草が茂っている。
神社の横の道を進むと、突然住宅地に出る。
山の反対側は、開発され一戸建ての住宅が並ぶ。
まったく別世界だ。
御祭神・由緒 不明
(TASUさん)
2008.9.26 UP
No.162
2002.11.25 UP
2008.9.26 更新
2021.5.2 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』