碓氷峠の熊野本宮より奉遷と伝わる熊野神社
高崎線深谷駅下車熊谷方面行きバス乗車、幡羅農協下車。
国道17号(中仙道)に面して一の鳥居があり、そこから北に参道が延びています。
一の鳥居
二の鳥居、三の鳥居を経て境内にいたります。
一の鳥居をくぐって約300米の参道の両側には奉納された39基の石灯籠が続き、境内には、樹齢350年のご神木の大欅がそびえています。
歴史を経た古社の雰囲気が漂っています。
三の鳥居
御祭神
伊弉冉命、速玉男命、事解男命
(埼玉宗教名鑑より)
御由緒
社記にー延長五年(927)この地に枇杷の木を棟木にして小社を建て、上野国碓氷郡熊野本宮より奉遷し東方と号すーとあります。
天文年間(1532-55)、深谷上杉家の家臣岡谷加賀守は当社を篤く崇敬し社領を寄進し、今でも、熊野免という年貢を免除した土地があります。
上野台の領主、秋元但馬守は当社を城の鎮守として崇敬し、天正年間(1573-92)に社殿改修を行ないました。
本殿は、深谷市の指定文化財に指定されいます。
(境内の掲示より抜粋)
本殿
境内社
八幡神社、阿夫利神社、稲荷神社、神明神社、雷電神社、
諏訪神社、八坂神社、伊奈利神社、猿田彦神社、大杉神社他
(TATSUさん)
No.476
2005.12.4 UP
2023.10.7 更新
参考文献
- 『埼玉宗教名鑑』