JR東武東上線の小川町駅よりイーグルバス乗車坂本バス停下車徒歩5分。
下車後少し戻ると左手の川の向こうに鳥居が望まれる。
神橋を渡ると一の鳥居、進むと二の鳥居があり神社はその奥、山を背にして石組みの上に鎮座している。
八幡大神社拝殿
拝殿の左に神楽殿、右には旧社務所がある。
本殿は拝殿の奥に、山の斜面に張り付いて建っている。
本殿は一間社流造りで、宝暦八年造営、弘化二年修理の資料があるという。
八幡大神社本殿
八幡大神社境内より
境内社は、拝殿のすぐ左に天満天神社が、さらにその左に合殿で五社稲荷神社が祀られている。熊野社、愛宕社、稲荷社、金山社、浅間社の五社である。
境内の石灯籠には、嘉永三年(1850)の銘がある。
御祭神
不詳
御由緒
不詳
「新編武蔵風土記稿」坂本村の項には
八幡社 村の中ほどにあり、建久年中重忠創建のよし云伝ふ。
慶安二年五石一斗余の後朱印を賜ふ。社地九間四方、村中の鎮守なり 中略
熊野社 愛宕社 稲荷社 金山社 浅間社 弁天社 水神社 別当神力 坊
と記述されている。
八幡社の末社が現在もそのまま祀られているようだ。
(TATSUさん)
No.1196
2010.1.28 UP
2023.11.6 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』