もと大光寺の鎮守社であった熊野神社、明治末に丹生神社に合祀
この神社は、JR高崎線神保原駅と新町駅(群馬県高崎市)の中間あたりに鎮座している。
新町駅から県境の神流川を渡り旧中仙道を歩くことにする。残念ながら旧街道の趣はあまり残っていない。
橋を渡り大光寺の交差点を曲がりしばらく行くと畠の先に神社の森が望まれる。
朱色の鳥居、神門の先は境内で、一部は遊び場のになっている。神楽殿もある。
拝殿の左右には、境内社、石祠が点在している。
拝殿の左には天神社の祠があり、その手前に熊野神社の石の祠がある。
丹生神社神門
丹生神社鳥居
丹生神社拝殿
丹生神社境内社
御祭神
不詳
由緒
不詳
「新編武蔵風土記稿」勅使河原村の項には
丹生社 村の鎮守なり、昔は神流川辺にありしが、川欠にて元禄年中今の地に移せり 別当文殊院 當山派修験
熊野社 大光寺持
と記述されている。
明治四十二年、熊野社は丹生神社に合祀された。
(埼玉県神社庁編 「埼玉の神社」)参照
(TATSUさん)
No.1177
2010.1.3 UP
2024.1.29 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』
- 埼玉県神社庁編 『埼玉の神社』