もと氷川熊野峰岳明神社
JR武蔵野線東川口駅より徒歩10分ほど。台地の上の戸塚小学校に隣接して鎮座。
元の別当寺である西光院も近くにある。
拝殿の境内左には、三峰社、獅子社、厳島社、疱瘡社、菅原社、稲荷社の6社。
残念ながら、現在は熊野神社の形跡は残っていない。
七郷神社境内社
西光院
御祭神
素盞嗚尊
御由緒
不詳
「新編武蔵風土記稿」戸塚村の項には、
氷川熊野峰岳明神社 小名上組の鎮守なり 西光院の持
末社 天神社 荒脛社 稲荷社 諏訪社
と記述されている。
神社の創立については、別当であった西光院の火災で記録が焼失したため不明である。
別当寺の西光院が天正元年(1573年)の創立と伝えられているとから同時期に祭られたものと思われる。
明治40年には、下立山組の神明社、一本木組の諏訪社、平沼組の厳島社、佐藤組の稲荷社、藤兵衛新田の稲荷社、久左衛門新田の天神社の6社を合祀して七郷神社と改称した
(埼玉県神社庁編 「埼玉の神社」参照)
(TATSUさん)
No.1141
2009.11.27 UP
2024.1.29 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』
- 埼玉県神社庁編 『埼玉の神社』