明治末に氷川神社に合祀された熊野神社
氷川神社
JR赤羽駅より国際興業バスの鳩ヶ谷公団住宅行きバス乗車、昭和橋バス停下車徒歩5分ほど。
横道に入り、朱色の鳥居から参道を進むと二の鳥居、三の鳥居が迎えてくれる。
境内に入ると拝殿の左側に「御神水」があり、神楽殿もある。
境内には、境内社が拝殿左側から奥に向かって祀られている。
右手前から、「須賀社」、次に「八幡社」「天満宮」「熊野社」が相殿で、「浅間社」「三峯社」「弁天様」「稲荷社」「猿田彦」、拝殿の裏には「古峯社」と続く。
明治期にこの地区から合祀された社であろう。
熊野社
熊野社御祭神
不詳
熊野社御由緒
「新編武蔵国風土記稿」の鳩ヶ谷宿の項には、
氷川社 當宿及び辻村 里村等の鎮守なり
と記述されている。
また「熊野社」は里村の項に、
熊野社 此社内にいかなる故にや東照宮を勧請し奉れり、
また天神 荒神 稲荷を相殿とす。村民持ち
と記述されている。
この「熊野社」は明治四十年に地域の小社と共にこの「氷川神社」に合祀された。
(TATSUさん)
No.1549
2012.3.13 UP
2024.1.29 更新