大正時代に若宮八幡宮が熊野神社を合祀
若宮八幡社
(旧北埼玉郡元和村大字北下新井)
JR東北線栗橋駅より西に徒歩徒歩20分ほど。
県道84号線沿いに鎮座。砂場地区集会所が隣接。
鳥居をくぐった社前の広場の左手には石碑群があり、その多くは利根川の治水関係のものである。
若宮八幡社
拝殿に登る石段の右に社名の表示がない境内社(資料によれば琴平社)、左には熊野神社、雷電神社の祠が祀られている。
雷電神社の祠の中には面白い顔の小さな石の狛犬がある。
石段を登った拝殿の右には赤い鳥居の稲荷神社、左には子安神社の祠が祀られている。
熊野神社
熊野神社拝殿内
熊野神社御祭神
不詳
熊野神社御由緒
不詳
境内の石碑には、埼玉県北埼玉郡元和村大字北下新井内に鎮座の雷電社、琴平神社、稲荷神社、猿田彦神社、熊野神社、神明社、三峯神社の七社を大正五年四月を若宮八幡宮に合祀した旨が記されている。ただ、その中の数社は旧来の場所に依然として社殿が現存しているようだ。
「新編武蔵国風土記稿」の下北新井村の項には
八幡社 村の鎮守なり、龍蔵院持、下同じ 雷電社
とある。
(TATSUさん)
No.1515
2011.11.5 UP
2024.2.5 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』