中世に熊野三所権現を勧請
熊谷駅より国際十王バス陸上競技場入り口バス停下車徒歩5分。
バス停よりこんもりとした神社の森が望まれる。
旧住所は上川上十二所であり、境内には社務所とともに上川上十二所集会所がある。
境内は広く境内社も、稲荷社、琴平社、八幡社、竃社散在する。
本殿には、よく見ると「熊野大権現」の神額が掲げられている。
石灯籠には享和元年(1801)、手水石には寛延三年(1750)の銘が刻まれている。
御祭神
伊弉諾命、伊弉冉命
御由緒
由緒は不詳である。
中世、紀伊国熊野三所権現を勧請したことによると伝えられる。
当社と隣村の下川上の熊野社、大塚の熊野神社の三社が総称して「熊野三所権現」と呼ばれた。
(御祭神・由緒ともに「埼玉の神社」参照)
(TATSUさん)
No.771
2007.10.2 UP
2024.2.8 更新
参考文献
- 埼玉県神社庁編『埼玉の神社』