室町幕府第6代将軍・足利義教が開基した龍穏
諏訪神社境内社
JR八高線越生駅より徒歩40分ほど。
弘法山(標高166.1m)の頂上に鎮座している諏訪神社の境内社である。
ふもとには観音堂がある。
諏訪神社
弘法山は元高房山とも呼ばれ、以前は浅間神社が鎮座しており、その後諏訪神社に合祀された。
「新編武蔵風土記稿」にも
四辺は松杉生ひ茂りて、中腹に妙見寺あり、夫より頂まで殊に険阻の山なり。頂に浅間の祠を建て、祠辺よりの眺望最も打ち開けたり。以下略
とある。
急な参道を上り詰め参拝したとき、諏訪神社は普請中であった。
境内からは越生の町が見渡すことができた。
熊野神社
熊野神社は拝殿の横に、神明社、熊野社、稲荷社の合殿の祠で祀られていた。
境内の石灯籠には、「諏訪大明神御寶前」「安永六龍集丁酉七月」(1777)の銘があった。
熊野神社御祭神
不詳
熊野神社御由緒
不詳
「新編武蔵風土記稿」の成瀬村の項には「熊野社 村持」とのみ記述されている。
どんな経緯で熊野神社が諏訪神社の境内に移されたかは不明である。
(TATSUさん)
No.1409
2011.2.8 UP
2025.3.18 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』