氷川神社
JR浦和駅より徒歩10分ほど。
本太小学校に隣接して鎮座。境内は紅葉の真っ盛りでした。
本太氷川神社は、現在はコンクリート建ての本殿になっているが、その横に大切に保存されている旧本殿は、江戸時代はじめ(慶安三年1650)の作。
形式は「一間社流見世棚造」。
氷川神社鳥居
氷川神社拝殿
氷川神社境内社
境内社は拝殿の左に八雲社、右には奥から上向福徳神、そして合殿の祠がある。
中には古い祠がたくさん。熊野神社はこの中にある。
八雲社
春日社・稲荷社・熊野社・蔵王社合殿
境内社御祭神
春日社・稲荷社・熊野社・蔵王社合殿…天屋根命、宇賀之御魂命、伊弉册命
熊野社…伊弉冉命
八雲社…健速須佐之男命
(さいたま市史叢書「神社明細帳」参照)
御由緒
不詳
「新編武蔵風土記稿」本太村の項には
氷川社 村の鎮守なり、末社 住吉社
と記述されている。
熊野神社の記載はないが、明治期に合祀された近隣の神社が祀られているようだ。
(TATSUさん)
No.1165
2009.12.21 UP
2025.5.3 更新
参考文献
- さいたま市史叢書『神社明細帳』
- 『新編武蔵風土記稿』