室町時代の勧請と伝わる村の鎮守であった熊野神社
JR浦和駅より国際興業バス南台バス停下車徒歩10分。
ところどころに雑木林が点在する開拓地風な地区の一角、小高い丘の上に鎮座。
ここが、さいたま市だとは到底思えないのんびりしたところです。
御祭神
熊野夫須毘命、熊野奇御氣野命、家津御子命
御由緒
嘉吉二年(1442)の勧請といわれる。
「新編武蔵風土記稿」によれば、
十二所権現社 村の鎮守なり、村内祥厳寺持
と記されている。(祥厳寺は明治4年廃寺)
明治維新と共に、社号を熊野神社に変更(御祭神共に社前の石碑より)
境内社
稲荷社、氷川神社、神明社、荒神社
その他
手水舎には、文政十三年の銘がありました。
(TATSUさん)
No.514
2006.3.6 UP
2025.5.3 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』