出雲国一宮
随神門から拝殿をのぞむ
拝殿
本殿と手前伊邪那美神社
本殿
中世末期には出雲各地に紀州の熊野神社が勧請されるようになり、近世には出雲の熊野大社にも紀州熊野が勧請された。
本殿左 伊邪那美神社 伊弉冉命
拝殿右の稲田神社
神社の主祭神は「櫛御気野(くしみけぬ)神」または「熊野加夫呂伎(くまのかぶろぎ)神」という。これは素盞鳴尊(すさのおのみこと)のことだといわれており、この神社は素盞鳴尊を祀る最も古い神社である。紀伊の熊野神の中でも出雲神とされる「熊野加夫呂伎 櫛御気野神」はつまり家都御子神で、素盞鳴尊のことだといわれ、食(け)の主祭神、木の神である。
(玄松子さん、そま)
No.23
2001.1 UP
2020.11.20 更新