江戸時代後期にはすでに境内社として祀られていた熊野神社
場所
JR武蔵五日市駅より東に約徒歩20分程。
五日市街道の新秋川橋を渡ってすぐ。秋川を見おろす場所に鎮座。
伊奈という地名は昔、信州伊奈の人々が移住してきたからだと言われています。
立派な本殿の左側に、相殿で左より「疱瘡神社」「熊野神社」「八雲神社」「稲荷神社」「琴平神社」の順に五つの小祠が祀られていました。
境内の石灯籠には、天明二年(1782)奉納の銘がありました。
熊野神社御祭神
伊弉諾尊
伊弉册尊
(五日市町史より)
御由緒
不明
新編武蔵風土記稿によれば
岩走神社
「除地、三段廿一歩、小名上宿の西にあり、小社にて拝殿二間に三間、前に木の鳥居を立つ」とされ、
末社として、「日吉三王社のほか熊野権現、稲荷、金毘羅等小社本社の後ろにあり」と記されている。
(TATSUさん)
No.799
2007.11.14 UP
2020.7.12 更新
参考文献
- 『五日市町史』
- 『新編武蔵風土記稿』