場所
京王線南平駅下車徒歩15分。
鳥居は都立南平高校へ向う道に沿って立っています。その参道は今、生活道路に姿を変えています。
昔はきっとここからさえぎるものも無く、神社の森が見渡せたと思います。
神社は小山の上に鎮座し、石段にはふもとからくの字にまがって、下が三十八段、上が六十九段で合計百七段もあります。
社殿は昭和47年(1972)台風により、周囲が崩壊したため、翌年、現在の場所に移築されました。
御祭神
家都御子神(ケツミコカミ)
熊野速玉神(クマノハヤタマカミ)
夫須美神(フスミカミ)
(神社石段下の石碑参照)
御由緒
創建の明確な年代は不詳であるが新編武蔵風土記稿に、『永禄の頃(1558~1570年)に平山と平村(現、南平3丁目周辺)の間に熊野堂山あり』と書かれている為およそ400年の歴史があると推測されます。
境内社
蚕影山大権現(コカゲサンダイゴンゲン)
その他
裏側は南平丘陵公園となっています。「まむし注意」の掲示がありました。
(TATSUさん)
No.1413
(てつによる追記)
熊野神社の神輿渡御を奉仕されている「熊野睦」会長の和田様よりホームページを教えていただきました。
神社の歴史やお祭りの様子等、たくさんの写真が掲載されています。
「熊野睦」HPはこちら
http://www.geocities.jp/wawadaland/index.html
2011.2.22 UP
2021.7.22 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』