明治末期に合祀されたが、その後再建
場所
三都郷中里
JR五日市線武蔵五日市駅下車。
藤原、小岩行きバス乗車、中里バス停下車。
バス停より、NTTの建物の側の坂道を登って行く。
中里公民館の前に鳥居がある。
自然石の石段を四十数段登ったところに、社地がある。
石組みの基壇の上に木の祠、石の祠、石塔の欠けたものがある。
少しは離れたところに赤い石の祠もある。
木の祠が熊野社、石の祠が愛宕社、赤い祠が稲荷社と思われる。
石塔には、「熊野宮」と刻まれている。
稲荷社?
御祭神
不明
御由緒
「新編武蔵風土記稿」には、熊野社として記されている。
山腹によりたる一叢林の中にあり。小祠、側に稲荷、疱瘡ニ神の祠あり。
明治四十一年十一月二日、愛宕神社とともに大嶽神社に合祀された。
大嶽神社(おおだけじんじゃ)
大嶽8189
郷社。
天平十九年(747)蔵王権現として創建されたという古社。
大嶽山上に本殿があり、麓にあるのは遥拝所である。
(TATSUさん)
No.947
2009.5.8 UP
2021.7.25 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』