明治末期に合祀されたが現存
場所
JR武蔵五日市駅より数馬方面行きバス乗車、元郷バス停下車徒歩5分ほど。
バス下車後、秋川を上日向橋で渡り、すぐ右折する。
道端には庚申塔、青面金剛像などの石仏が祀られている。
保育園を右に見て直進し、民家の右側の山道を登った山の斜面に鎮座している。
御祭神
伊弉諾尊
伊弉冉尊
御由緒
不詳
「新編武蔵国風土記稿」の檜原村本村上組同下組の項には、
熊野社 二百五十歩許、除地二段九畝三歩、同所の山の麓にあり、寛文七年鎮座す。
祭神は伊弉諾尊なり、神像は木の立像、長六寸、相州の人鈴木巒秀と云者の作なりと云、
例祭年々二月廿八日、下組百姓徳兵衛の持
と記述されている。
明治末期に春日神社に合祀
春日神社
桧原村本宿に春日神社が鎮座している。
祭神は天児屋根命で元応元年(1319)の創祀といわれているが、一説には元暦元年(1184)とも云われている。
創建当初は、檜原村の鬼門字宮ノ平にあったといわれるが、
現在地に貞享四年(1987)に移った。
明治42年6月18日上元郷日向の熊野神社、9月23日上元郷日向の日枝神社を合祀した。
しかし、熊野神社は字日向に現存し、日枝神社(祭神 猿田彦命)も字山王に現存している。
日枝神社
(TATSUさん)
No.1749
2013.7.4 UP
2021.7.25 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』