氷川神社
JR中野駅より関東バスにて江古田2丁目バス停下車徒歩5分ほど。
下車後すぐ氷川神社の別当寺であった東福寺の前を通る。
今でも広大な寺域を持つ。その先右が氷川神社だ。
道路に面して一段高く木々に囲まれ境内が広がる。
鳥居前には「鎮守 氷川神社」の社名碑。
神楽殿もある。拝殿前には文化十年(1813)の銘がある石灯籠も。
氷川神社拝殿
氷川神社御由緒
寛永十年(1663)建立。
約2キロ隔てた山上に奉祭、 その後この地に寛政二年(1790)遙拝所創立した。
昭和五十一年遙拝所を本殿と定めて、神明社、熊野神社、同熊野神社、愛宕神社を須賀神社に合祀現在に至る。
「新編武蔵国風土記稿」の江古田村の項には、
氷川社 除地、三段七畝、西の方にあり、
村の鎮守なり 中略 鎮座の年代詳ならず
と記述されている。
熊野神社
氷川神社境内社
境内社は拝殿の左に、「熊野・八幡神社」「北野天幡社」「稲荷神社」、その他に「霊神社」が祀られている。
熊野神社御祭神
櫛御氣野命
(「中野区史」参照)
熊野神社御由緒
「新編武蔵国風土記稿」の江古田村の項には、熊野神社の記述はなく、どういう経緯で祀られているのかは不詳である。
(TATSUさん)
No.1550
2012.3.14 UP
2022.9.10 更新
参考文献
- 『新編武蔵国風土記稿』
- 『中野区史』