巨岩を背にして鎮座
場所
JR青梅線奥多摩駅より、西東京バスで小菅、丹波方面乗車、境橋バス停下車徒歩15分ほど。
非常にわかりにくい場所にある。3回尋ねてようやく発見。
民家の間の狭い自然石の石段を100段ほど登ったところ、巨岩を背にして鎮座。
祠は3基あり向って真ん中のものが熊野神社、右のものは、山ノ神。
境集落は小河内ダム工事では水没を免れたが集落内にはその当時の工事用の鉄道線路、トンネルが残されている。熊野神社からもよく見ることができる。
御祭神
「皇国地誌 西多摩郡村誌(5)」には
熊野大神 字サカイ山祇大神と同地にあり。
祭神 伊弉那美命、速玉之命、事解之男命、旧熊野大権見と称す。
維新の際社郷号改替す
とされている。
御由緒
不明
「新編武蔵風土記稿」には、
熊野社 社地二間に一間村の東よりなり
と記されている。
(TATSUさん)
No.981
2009.6.17 UP
2020.8.30 更新
参考文献
- 『皇国地誌 西多摩郡村誌(5)』
- 『新編武蔵風土記稿』