もと西分神社に合祀
ＪＲ青梅駅より徒歩１０分ほど。
駅より青梅街道を東に進み、住吉神社の鳥居の先を北に向かい線路を渡ったところに鎮座。
隣は昔別当寺であった、妙見山宗徳寺である。
宗徳寺の横から、１００段弱の石段を登りつめた山の中腹が、西分神社の境内である。
西分神社鳥居
西分神社拝殿
西分神社本殿
西分神社御由緒
不詳
「新編武蔵風土記稿」西分村の項には
妙見社 村の西にあり、御朱印三石、鎮座の年暦を 伝へず、村内の鎮守なり、中略 別当 宗徳寺
と記述されている。
妙見社は古くから、西分町に住むものの産土神として崇敬されてきた。
鎌倉時代の終わりに創建され、以前は妙見山頂にあったようだが、江戸末期に今の場所に移って来た。
明治二年に西分神社と改称された。
熊野神社
西分神社境内社
境内社は、拝殿の右に祠が一社。愛宕神社と御嶽神社の合殿である。
拝殿の左手の小高いところには祠がニ社。 右が三社神社、左が熊野神社である。
熊野神社御祭神
伊邪那岐命
伊邪那美命
熊野樟日命
速玉之男命
事解之男命
（熊野神社の祭神 境内提示の「社記」参照）
熊野神社御由緒
不詳
熊野神社もどこからか合祀されたようだが、資料はみつからなかった。
（TATSUさん）
No.1203
2010.2.10 UP
2022.9.15 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』