品川の総鎮守、境内社に熊野神社
荏原神社境内社
荏原神社
京急本線新馬場駅下車徒歩5分。
新馬場駅より東へ向かうとすぐ品川図書館がある。
荏原神社はその裏に当たる。
荏原神社鳥居
荏原神社拝殿
荏原神社御由緒
荏原神社は、元明天皇の和銅二年(709)九月九日、藤原伊勢人の勧請により、奈良の元官幣大社・丹生川上神社より高神(龍神)を武蔵国荏原郡品川郷に鎮座。
また、長元二年(1029)には京都八坂神社より疫病退散の守護神.牛頭天王を勧請。
創建より貴布禰大明神・天王社と称し、品川の総鎮守だった。
明治四年南品川神社と改称し、同八年荏原神社と改めた。
(祭神、由緒は 東京都神社庁編 「東京都神社名鑑」参照)
「新編武蔵風土記稿」では
貴布禰社 除地四段七畝十二歩、天王横町の奥にあり 以下略
と記述されている。
熊野神社(荏原神社境内社)
境内社は、荏原神社の拝殿の左に3社並んで鎮座。
左から、八幡宮、稲荷神社、熊野神社である。
熊野神社
熊野神社御祭神
伊邪那岐命
伊邪那美命
熊野神社御由緒
不詳
「新編武蔵風土記稿」には熊野神社の記述はない。
(TATSUさん)
No.1199
2010.2.4 UP
2023.10.2 更新
参考文献
- 東京都神社庁編 『東京都神社名鑑』
- 『新編武蔵風土記稿』