火渡り神事が伝わる熊野神社
(旧射水郡大門町二口1976)
慶長14年、前田利長によって高岡町が開町されると、大門水戸田(今の密蔵寺の場所)にあった熊野社は、高岡に移転になり鎮守とされました。
熊野の神が水戸田の熊野社から高岡へ引越しするときに休憩所として使用された場所に記念として社を設けたのが二口熊野神社の始まりだと言い伝えられていますが、二口熊野神社は別名「熊野新宮」と呼ばれていて、水戸田の熊野社とは、紀州熊野に習って本宮・新宮のような関係だったのかも知れないと思います。
こちらの二口熊野神社では火渡り神事が伝わっています。熊野山伏の火渡りを踏襲する民俗だそうです。
よくやけどしないね。
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(長兵衛さん)
No.406
2005.5.30 UP
2020.2.4 更新