聖地となった熊野の川中島
水垣の本質は、水にふれ、水を潜らなければ絶対に聖地・聖域へ参入できないという点にある。(中略)水垣の思想の原点にあってそれが最も自然な形で生きてきたのは「島」であり、その信仰心意をもっとも実感的に示してくれるのが「川中島」である。
(野本寛一『神と自然の景観論 信仰環境を読む 』講談社学術文庫、131頁より引用)
和歌山県
三重県
- 御船島 熊野速玉大社の御船祭で祭礼の場となる島。三重県紀宝町
(てつ)
2012.8.12 UP
2021.3.22 更新
参考文献
- 野本寛一『神と自然の景観論 信仰環境を読む 』講談社学術文庫
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