仁徳天皇
現代語訳
5年 丁丑(ひのとうし)
熊野那智山に滝が出現し、新宮十二社宮が遷宮した。
熊野三山と号した。
牛鼻大明神
三社祭神
鈴木 天村雲命
宇井 祖国魂神
榎本 大屋島子命
55年 丁卯(ひのとう)
蝦夷波蛇毒死(?)
58年 庚午(かのえうま)
熊野三山に行幸した。雨□木狭道未合(?)
※探湯は古代日本で行われていた裁判の方法。神に誓って熱湯に手を入れさせ、火傷をしたものは邪、火傷をしなかったものは正とした。
62年 甲戌(きのえいぬ)
氷室の始まり。
※誤訳等ありましたらご指摘ください。
原文
五 丁丑
熊野那智山滝出現新宮十二社宮遷宮
号熊野三山
牛鼻大明神
三社祭神
鈴木 天村雲命
宇井 祖国魂神
榎本 大屋島子命
五十五 丁卯
蝦夷波蛇毒死
五十八 庚午
幸熊野三山雨□木狭道未合
六十二 甲戌
氷室ノ始
(てつ)
2021.10.3 UP
参考文献
- 熊野速玉大社宮司 上野元監修・発行『速玉本 熊野年鑑』熊野速玉大社