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熊野謎解きめぐり 大地がつくりだした聖地
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『熊野年鑑』現代語訳 天武

天武天皇

現代語訳

3年 甲戌(きのえいぬ)

去年、鎮西(現在の九州地方)より三足の赤い雀を献上した。

4年 乙亥(きのとい)

夏から秋まで熊野三山の小社がことごとく成った。

5年 丙子(ひのえね)

8月に熊野で大雨洪水があって宮室を壊した。

6年 丁丑(ひのとうし)

熊野三山が春から秋まで修理。

8年 己卯(つちのとう)

3月に熊野三巻の書を奉った。6月に氷雪が降り、桃のような大きさだった。

9年 庚辰(かのえたつ)

2月25日に葛城で麟の角を得た。6月に灰零東方で光った(?)

10年 辛巳(かのとみ)

去年、熊野で三大星が出現した。

11年 壬午(みずのえうま)

熊野牛王宝印を初めて僧徒に奉った。明くる年、三足の烏雀を献上した。

12年 癸未(みずのとひつじ)

熊野に行幸、正月まで遷御。銅銭を用い、銀銭を廃した。

13年 甲申(きのえさる)

熊野の修営に黄金が下った。丹州で12本の角の仔牛が見つかった。

14年 乙酉(きのととり)

去年熊野行幸式定大辺路通中辺路定

朱鳥(しゅちょう)元年 丙戌(ひのえいぬ)

和州が赤い雉を献上した。蛇と犬が交わった。
新宮で民家が火事。

※誤訳等ありましたらご指摘ください。

原文

三 甲戌

去年鎮西ヨリ三足ノ赤雀ヲ献

四 乙亥

自夏至秋熊野三山ノ小社悉成

五 丙子

八月熊野大雨洪水宮室ヲ破

六 丁丑

熊野三山自春至秋修理

八 己卯

三月熊野三巻之書ヲ奉六月氷雪大如桃

九 庚辰

二月二十五日葛城得麟角六月灰零東方光

十 辛巳

去年熊野三大星出現

十一 壬午

熊野牛王宝印始奉僧徒明年献三足烏雀

十二 癸未

熊野行幸至正月遷御用銅銭廃銀銭

十三 甲申

熊野修営黄金下丹州有十二角犢

十四 乙酉

去年熊野行幸式定大辺路通中辺路定

朱鳥 丙戌

和州献赤雉 蛇與犬交
新宮民家火

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(てつ)

2021.10.10 UP

参考文献