■ そまのおさんぽフォトアルバム

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◆ 古座・古座川 河内祭(御舟祭)


2003.7.24
 和歌山県の古座町で国の重要無形民俗文化財・河内(こうち)祭(御舟祭)が行われ、宵宮の御舟の水上渡御を拝見しました。熊野灘にそそぐ古座川河口付近の漁協前には「河内大明神」と書かれた幟をたくさんつけた清暑島(河内様と呼ばれているそうです)に向かう船が待機。3隻の船は今朝から陣幕、水引、幡、弓、矛、提灯、杉芝飾り、吹流し等で飾られていました。
 古座神社で神額に御霊を移す遷座式(入舟式)が行われた後、午後3時半過ぎに舟はゆっくりと動き出し、2km上流の清暑島に奉納する潮(しお)を河口で汲む「潮汲み神事」が行われてから清暑島(河内様)へと向かいます。

こちらの風景は舟のゴールにあたる、清暑島(河内様)前の川原からの眺め。川の中洲にある清暑島そのものが御神体にあたり、島の右手上方に鳥居があるのが見えます。
 河内祭(御舟祭)の起源については諸説あり、源平合戦で源氏方につき勝利した熊野水軍の凱旋風景を再現したとも、捕鯨の漁師の霊を鎮るための祭りともいわれています。
 こちらは今夕「櫂伝馬競争」をする為に待機している中学生さん達の、3艘の舟です。潮汲み神事の為に動き出した舟を「めちゃかっこええ〜!」と、見送っていました。

 御神楽演奏と共に進む御神輿と並行しながら進む船を撮影して一旦車に戻ろうと河口に向かって路地を歩いていると、♪ちんちん、どんどん♪わーっしょい!と、にぎやかな子供神輿がやって来ました。阪神優勝を願うような法被もちらほら見え、みんな、楽しそう♪ 古座出身の方にお話しをうかがった所、船の上には御霊が乗っているので船が橋の下をくぐる時は人も車もその上を通らないようにするのだとか。だからパトカーが橋の傍に止まっていたのかな?舟のアップの画像はこちら。

古座町古座地区の上、中、下各地区の舟3艘は出発から約1時間後、清暑島(河内様)前に到着しました。(クリックすると大きい画像になります。)

清暑島に到着した舟の氏子さん達は島に奉納する潮や神額や御神酒等を手に、島へ上がります(3艘の舟がそれぞれ奉納します)。
ちなみに古座町出身の方にうかがったお話しですと、昔はこの島の高さ5〜6mの所から川に飛び込むのが町の子供の度胸試しだったとか(勿論祭り以外の日の事)。

それからゆっくりと次々に、舟は清暑島対岸の川岸に到着してゆきました。

舟も現在はエンジンがついていますが昔は手漕ぎのみだったそうで、川の水も水底の小石がよく見えるほどに澄んでいて、鮎もこの時期にはいっぱいいたのだというお話しも古座出身の方にうかがいました。時代と共に、少しづつ風景も変わってきているのでしょうか。

そして今夜は御舟の夜籠り。町では獅子舞が舞われ、古座川河口では中学生による3隻の櫂伝馬競争が行われ、夜7:30頃には提灯をつけた御舟が御舟唄と共に清暑島(河内様)をゆっくりと周航するのだとか。こちらの川原では御船と一部の若者が一晩を明かします。
25日が本祭で朝から当舟、獅子伝馬、櫂伝馬、屋形舟が河内様へ向い、川原では獅子舞が奉納され、(国の無形民俗文化財に指定されている獅子舞もあります)昼にはまた櫂伝馬競争が清暑島(河内様)を2周して行われるそうです。またの機会に拝見できますように。
■熊野の祭り

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■河内祭スケジュール

7月24日 宵宮
入舟式   14:30〜
御舟渡御  15:30〜
櫂伝馬戦合 18:00〜
御舟の夜ごもり 19:30〜

7月25日 本祭
当舟渡御  7:30〜
御祭礼   10:00〜
御舟花回り 12:00〜
櫂伝馬戦合 13:00〜
御舟川回り  20:00〜
花火     20:00〜


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