くまのはやたまたいしゃ れいたいさい みふねまつり
熊野速玉大社 例大祭 御船祭 |
平成20年10月16日(天気は曇り)、今年も熊野速玉大社例大祭「御船祭」が斎行されました。昨日の「神馬渡御式」から続く祭典に、新宮市役所周辺では出店があったり太鼓の演奏があったり、「新宮秋まつり」の様々な催しものがあり、街はお祭の空気が流れています。
熊野速玉大社境内では午後2時から「神輿渡御式」の神事が始まり、御神馬に乗った「一ツ物人形」(菅笠に金襴の衣、大島から献納された茅穂を背につけている)の先導で、行者さん、神職さん、巫女さん、御魂移しをされた御神輿、太鼓等の渡御の行列が楽人さんの奏でる雅楽の調べと共に出発、御神輿は薬師町、馬町、仲之町商店街あたりの町なかを練り歩いて夕刻4時頃、速玉大社近くの乙基(おとも)河原へ到着します。
御神輿が無事河原に到着すると、熊野川で「御船祭」の早船競漕が始まります。いきおいよくスタートした氏子各地区の船(今年度は阿須賀、千穂、王子、丹鶴、神倉、明神、堤防、大王地、春日の各地区・順不同)は御船島を3周します。
早舟競漕には上りの競漕と下りの競漕それぞれの結果があり、今年の上りは王子地区、下りは堤防地区の優勝でした。
御船島では神事が行われ、諸手船に曳かれた朱塗の御幸船も3周し、御神輿に御神霊を遷して速玉大社付近の杉の御仮宮のある上御旅所へ渡御、御旅所神事が行われた後、渡御の行列は宵闇の中速玉大社へ還幸してゆきました。
※前日の御船祭についてはこちらを、御幸船、諸手船の写真はこちら、杉の御仮宮についてはこちらページ下段をご参照下さい。
参考文献:熊野速玉大社発行 速玉文庫第二巻「和歌山県指定無形民俗文化財 例祭神馬渡御式 御船祭」、新宮秋まつりパンフレット、南紀州新聞
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2008.10.16UP |
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