熊野の幹線道路である国道168号と311号が寸断された状態なので、観光客も激減しています。宿はほとんどが営業を再開していますので、訪れて宿泊していただくだけで応援になります。 国道311号は10月4日から通行可能になりました。
京阪神方面から田辺市本宮町にお車で向かう場合にはこのルートがもっとも通行しやすいです。通行可能ルート情報(和歌山県HP)
京阪神方面から熊野本宮大社参詣と日本最初の温泉郷「熊野本宮温泉郷」(湯の峰温泉・川湯温泉・渡瀬温泉)で温泉めぐりの観光プラン。
京阪神方面からお車で。阪和道→有田IC→龍神→中辺路→本宮のルートなら、台風被害の爪痕はありますが、道路状況がよくストレスなく運転できます。
国道311号は10月4日から通行可能になりました。
24時間通行可能で、警備員が現場で警戒。山の斜面には土砂の動きに反応する伸縮計やワイヤセンサーを設置し、警報の回転灯を設けており、作動した場合、すぐに通行を止める。現地の時間雨量が5mm以上、24時間雨量が30mm以上、大雨警報や震度4以上の地震の場合も通行止め。
国道311号の状況についてのお問い合わせは、紀南河川国道事務所(0739-22-4564)まで。
2泊3日。1日目に熊野本宮や温泉をめぐり、本宮で宿泊。2日目は温泉三昧、本宮で宿泊。3日目に帰途につく。
1日目 移動&観光
大阪 通行可能ルート情報(和歌山県HP)
↓ 阪和道
有田IC
↓ IC出口を新宮方面へ左折。
↓ 主要地方道22号〈吉備金屋線〉、徳田交差点を右折。
↓ 国道424号・国道425号。
↓ 迂回路を利用する箇所や片側交互通行する箇所がありますが、ストレスなく運転できます。
龍神
↓ 国道425号、六地蔵トンネルから約500mの交差点を右折。
↓ 一般県道198号〈龍神中辺路線〉、鍛冶屋川口交差点を左折。
中辺路
↓ 国道311号、大日山トンネル出口を左折。熊野本宮大社近くの駐車場へ。
熊野本宮大社
↓ 徒歩約10分
熊野本宮大社旧社地「大斎原」
本宮で宿泊
ほとんどの宿が営業を再開しています。
|湯の峰温泉の宿泊施設|川湯温泉の宿泊施設|渡瀬温泉の宿泊施設|
2日め 熊野本宮温泉郷めぐり
湯の峰温泉・川湯温泉・渡瀬温泉の3ヶ所の温泉間は車で約5分で移動できます。
本宮で宿泊
3日め
朝から温泉
朝から入る温泉もいいものです。ぜひ朝の温泉もお楽しみくださいませ。
帰途に着く
お時間にゆとりがあれば、途中、日本三美人の湯のひとつである龍神温泉(和歌山県田辺市龍神村)でまたもうひと温泉というのもよいです。龍神温泉観光協会HP
- 熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町本宮)
熊野本宮大社の宿坊兼職員の宿所の瑞鳳殿が2階の床上1mくらいまで浸水。社殿は無事です。
→台風12号による熊野本宮大社周辺の被害状況/9月18日の状況
熊野三山のひとつ。
下の写真、第一殿・第二殿が白い覆いをされていますが、屋根の葺き替え工事中のためです。台風で被害を受けたわけではありません。
- 熊野本宮大社旧社地「大斎原」(和歌山県田辺市本宮町本宮)
下の段は泥が堆積しましたが、上の祠のある段には泥が載りませんでした。
明治22年(1889年)8月の水害時まで熊野本宮大社があった場所。熊野川・音無川・岩田川の3つの川の合流点にある中洲。上皇や女院、貴族、武士、庶民達がはるばると目指したのが、この場所でした。
- 川湯温泉(和歌山県田辺市本宮町川湯)
熊野川支流大塔川の川底から湧き出る温泉。
- 湯の峰温泉(和歌山県田辺市本宮町湯峰)
本宮方面からの岩田川沿いの道(市道本宮湯の峰線)は通行止め。9月30日通行止め解除
下湯川の橋も通行止め。
クアハウス熊野本宮へ向かう道をクアハウスに入らずそのまま進むと湯の峰に出れます。
日本最古と伝わる温泉。江戸時代の温泉ランキング「温泉番付」では別格扱いの勧進元。小栗判官蘇生の湯。「つぼ湯」は貸切入浴できる唯一の世界遺産の温泉。
田辺市本宮町も被害を受けましたが、お隣の新宮市熊野川町の被害の大きさは想像を絶します。
全国のみなさまのお陰で復旧作業が進んでおりますが、熊野の内においても被害のない地域が被害のある地域を支えられるように、被災地でのボランティア活動とともに被害のない場所では観光や宿泊をしてお金を使っていただけるとありがたいです。
応援よろしくお願いいたします。
|熊野市へのアクセス|新宮の宿泊施設|勝浦の宿泊施設|
(てつ)
2011.9.30 UP
2011.9.30 更新
2011.10.6 更新
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