村の鎮守であった熊野神社
場所
北金目神社より南に徒歩20分ほど。
金目川近く、畑の間の道の先、林の中に鎮座。
境内には拝殿の右に社務所、神楽殿もある。
祭神のわからない小祠の他、「天照皇大神」の石碑が祀られている。
境内から北方に丹沢、大山の峰が望まれた。
御祭神
伊邪那美命、予母津事解之命(熊野神社)
別雷神(雷電社)
弥都波能売命(潮神社)
少名彦ノ命(疱瘡社)
誉田別命(八幡神社)
須佐之男命(八坂神社)
御由緒
不詳
「新編相模国風土記稿」の南金目村の項には、「雷電社 神体木像、府の鎮守とす。慶安二年八月、 社領二石の御朱印を賜ふ、神楽殿あり、寂静寺別当す」「辨天社 村持、下同 ○牛頭天王社○春日社 村民持、下同○熊野社○若宮八幡宮○稲荷社二○疱瘡神社」とある。
「もと雷電社号とし、明治九年十月三日村内鎮座の 熊野神社、潮神社、疱瘡社、春日神社、八幡神社、八坂神社を、大正年間に若宮社を合祀し南金目神社とせらる」
(祭神、由緒ともに境内の掲示板より)
(TATSUさん)
No.1380
2010.12.13 UP
2020.7.10 更新