室町時代に熊野本宮から勧請
JR橋本駅より三ツ木行きバス(35分)祥泉寺バス停下車徒歩10分。
臨済宗建長寺派。
応永年間(1394-142)上杉家長尾氏の創建で熊野堂祥泉庵といい紀州本宮の分霊を祀った。
創建当寺は現在の熊野神社山麓に位置した。数度の火災で現在地に移動した。
熊野神社は、祥泉寺の前の小山の頂上に鎮座。
林の中100数十段の石段を登ると傾いた鳥居が建つ。
上り詰めると境内。
拝殿の中には、朱色の本殿。
「熊野大権現」の神額が掲げられていた。
熊野神社本殿
御祭神
不明
「新編相模風土記稿」には、以下のように記されています。
祥泉寺 「熊野社の棟札に祥泉庵と記せり。いつの頃より寺号となりしや詳ならず。」
熊野社 「境内の鎮守なり」
(TATSUさん)
No.803
2007.11.20 UP
2020.8.19 更新
参考文献
- 『新編相模風土記稿』