欠ノ上村の鎮守であった熊野神社、明治時代に合祀されるも復社
森戸の国渭地祇神社より徒歩約40分ほど。
高麗川を万年橋で渡りしばらく進むと集落の中に神社が見える。
児童遊園が併設されている。
境内には、拝殿が2社、朽ちかけた祠、欠ノ上集会所が設置されている。
向って右の拝殿をのぞくと中には、「開祖神社」の神額が掲げられている。
後で調べると祖先の霊を祀っているとのこと。左の拝殿が熊野神社か?
御祭神
不詳
御由緒
不詳
明治30年、大家神社に合祀されたが、その後境内社の八幡神社と共に現地に戻ったという。
「新編武蔵風土記稿」の欠野上村の項に
熊野社 村の鎮守にて村民持なり
と記述されている。
熊野神社拝殿
開祖神社拝殿
(TATSUさん)
No.1132
2009.11.18 UP
2025.5.9 更新
参考文献
- 埼玉県神社庁編『埼玉の神社』
- 『新編武蔵風土記稿』