室町時代に本宮より勧請したと伝えられる熊野神社
場所
J京王線めじろ台駅より南に約徒歩10分、二軒在家公園の中にありました。
住宅地の真ん中にあります。
御祭神
伊弉諾神、伊弉冉神、熊野十二所神
御由緒
天文年間(1532-56)に熊野本宮より勧請と伝えられています。
宝永五年(1708)、文政12年(1829)に社殿を再建しました。
「新編武蔵風土記稿」には、「下椚田村ニ軒在家、熊野十二社」とあります。
十二社であれば、熊野神社の十二社の場合と、天神七代、地神五代の十二社の両方の場合があります。
この神社の場合は前者だと思います。ちなみに、めじろ台駅の西(東浅川町)にも「十二社神社」がありました。この神社も訪ねてみましたが、境内の由緒書きには、後者の旨が記されていました。
この神社の由緒には、宇井邦夫氏の著、「東京の熊野神社」を参考にさせていただきました。
(TATSUさん)
No.505
2006.2.4 UP
2020.7.6 更新
参考文献
- 宇井邦夫『東京の熊野神社』巌松堂出版
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