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◆ 日出神社(ひのでじんじゃ)  和歌山県西牟婁郡白浜町日置436番地 日置浦:紀伊続風土記(現代語訳)


もと「出月宮」

日出神社

 鳥居の神額には「日出神社」、石灯籠には「出月宮」と刻まれています。
 この神社はかつては出月宮といいましたが、1909年(明治42年)に村内の神社を合祀し、社名を日出神社と改めました。

 合祀された神社は、日置の稲荷神社・恵美須神社・金刀比羅神社・大古の春日神社・楡珈神社・金刀比羅神社・志原の春日神社・笠甫の春日神社・市江の日光兵子神社・安宅の八幡神社・山王神社・弁天神社・塩野の日生神社・矢田の王子神社・妙見神社。

日出神社

日出神社

 境内のほぼ中央にはクスノキの巨木。1つの根本から2つの幹が生育しているため「相生クスノキ(あいおいくすのき)」と呼ばれます。推定樹齢700年。根本回り13.5m、南東幹5.84m、北西幹4.90m、高さ20m。白浜町の天然記念物に指定されています。

日出神社

日出神社

 『紀伊続風土記』の日置浦の条には以下のようにあります(口語訳てつ)。

出月宮  境内森山周264間
 末社
 杵築社  木守社  住吉社
 大神宮・熊野権現・天満天神社  拝殿
村の中にある。1村の産土神で社殿は壮麗である。大永3年安宅氏再興の棟札がある。土地の人は、近郷に5社の女神があって当社を妹神とすると伝えいう。また当社の境内は古は殊に広大であったという。考えるに、本国神名帳の安宅比神であろう。安宅比神は比の字の下に売があるのを脱字したのであって、安宅比売神であろう。

日出神社

 ◆ 参考文献・参考サイト

紀伊続風土記 (第1-5輯)』臨川書店

和歌山県神社庁-日出神社 ひのでじんじゃ-

 

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(てつ)

2003.4.3 UP

 

 


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