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◆ 奉経塔(ほうきょうとう)  和歌山県田辺市本宮町上切原 上切原村:紀伊続風土記(現代語訳)


本宮町山在峠にあります。
この塔には法華経など教典が納められているそうです。
この地から遥か本宮大社を遥拝したともいわれています。

大峰奥駈け道の道中にあります。

熊野から吉野まで連なる大峰山系は、役の行者が開いたとされる修験道の根本道場であり、
大峰山系の南端である熊野は中世、修験道の一大中心地でした。

平安初期までは吉野の金峯山が修験者の修行の中心地でしたが、
よりよき霊地を求めた修験者が大峰の山中に分け入り、
南へと南へと進み、熊野への道が開かれたものと思われます。
温暖多雨で植生豊かな熊野の陰鬱な照葉樹林に修験者達たちはおそらく濃い霊気を感じたのでしょう。
次第に修験者たちが熊野に集まるようになり、中世には熊野が修験道の一大中心地となりました。

大峰山系を縦走することを「大峰奥駈け」といいますが、
大峰奥駈け道の道中には「七十五靡(なびき)」といわれる75ケ所の行場が設けられています。
大峰奥駈けには、熊野から吉野へ駆ける「順峯(じゅんぶ)」と
吉野から熊野へ駆ける「逆峯(ぎゃくぶ)」の2つのやり方がありますが、
順峯による奥駈けでは、靡の一番は熊野本宮の証誠殿。
本宮が大峰奥駈けの出発点だったのです。

『ほんまもん』では、山伏修行のシーンでここが登場しています。

熊野本宮大社から新宮方面へ国道168号線を進み、
2つめの熊野川を渡る橋「高津橋」を渡って、対岸へ。
小津荷(こつが)という集落を抜け、左折。
林道・津荷谷線を行きます。
吹越宿を過ぎさらに進むと、T字路に突き当たるので、そこを右折。

 

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(てつ)

2002.2.26 UP

 

 

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