湯の峰温泉発見者の慰霊碑
湯の峰温泉の発見者、熊野国造(くまののくにのみやつこ)大阿刀足尼(おおあとのすくね)の碑です。
湯の峯温泉は、成務天皇の御世(131年?~190年?)に熊野国造であったといわれる大阿刀足尼により発見されたと伝えられます。そのため、湯の峰温泉は日本最古の温泉といわれます。
この碑は大阿刀足尼の温泉発見の功績を称えて後世の人が建てたのでしょう。
大阿刀足尼はニギハヤヒノミコの子孫とされます。
大阿刀足尼の碑の近く、熊野古道「赤木越」上り口には一遍上人が熊野参詣の際、路傍の岩に「南無阿弥陀仏」の名号を爪で書き刻んだものと伝えられる磨崖名号碑があります。
(てつ)
2009.9.8 UP
2023.1.25 更新
参考文献
大阿刀足尼の碑へ
アクセス:
・JR新宮駅から熊野交通バス、奈良交通バス、明光バスの熊野古道スーパーエクスプレスで本宮方面行きバスで約1時間10分、湯の峰温泉バス停下車。徒歩1分。
・JR紀伊田辺駅から本宮・発心門王子方面行き龍神バスで約1時間40分、湯の峰温泉バス停下車。徒歩1分。
駐車場:湯の峰温泉に無料駐車場あり
湯の峰温泉を通る熊野古道レポート