明治初めに合祀されるもそのまま存続
JR川井駅より徒歩で山道を進むこと約30分。
道路より、急な坂道を登った斜面に鎮座している。以前報告した青木神社の近くにある。
この熊野神社は、同じ大丹波の青木神社(元子権現社)に他の五社と共に明治五年に合祀された。
しかし実際は、社殿はそのまま存続し村民の崇敬を受けてきた。
ただ、祠には、稲荷神社としても祀られているようで、そばには狐の眷属が散在している。
青木神社に合祀された五社
青木神社に合祀された五社とは、以下(2)-(6)の神社。
(1)子権現社(入屋ヶ谷)
(2)八桑の熊野社(以前報告)
(3)惣岳社(真名井沢に鎮座していたが廃社)
(4)白髪社(入屋ヶ谷)
(5)入屋ヶ谷の熊野社…当社
(6)八幡社(南平)
青木神社は、上記(1)子権現社の祀られていた場所に建立された。
御祭神
不詳
御由緒
不詳
「新編武蔵風土記稿」には
熊野社 年貢地十二坪、村の中程にあり、小祠なり
と記述されている。
(TATSUさん)
No.1334
2010.10.9 UP
2020.8.30 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』