熊野の深みへ
垢離とは神仏に祈願するために心身を水で浄めることで、その行を「垢離を掻(か)く」といいます。川で行なう場合は水垢離、海では潮垢離、温泉では湯垢離といいます。
熊野詣の道中で垢離を掻いた場所は、紀ノ川の吐崎(はんざき)、石田川(いわたがわ、今の富田川)の稲葉根~滝尻、日置川の近露、湯川川の湯川、本宮の音無川。海辺では千里の浜など。
(てつ)
2008.10.20 UP
み熊野ねっと