2011年9月4日
9月4日朝の熊野本宮大社周辺(和歌山県田辺市本宮町本宮)の大水の様子です。
写真は高栖さんという方から提供いただきました。
午前7時頃の撮影。
午前画像中央の鳥居が熊野本宮大社の旧社地大斎原の大鳥居。
国道168号が完全に冠水しています。
本宮行政局。
明治22年の熊野本宮を流出させた水害時よりは水位は数m低いですが、それでもこの光景には言葉が出ません。
家財道具をすべて失った知人もおります。
熊野川水系には本流に7つ、支流に4つダムがありますが、それらのダムは治水の役には立ちません。
(てつ)
2011.9.15 UP
参考文献
- 後誠介『紀伊半島大荒れ 大地の成り立ちからみた豪雨災害』はる書房
紀伊半島大水害を大地の成り立ちから説明。2022年刊行。
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