■ 熊野の本 | ||
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◆ 鈴木さちこ『日本全国ゆるゆる神社の旅』サンクチュアリ出版 |
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レビュアー:てつ ホクトの「きのこ組」のキャラクターデザインで知られるイラストレーター&ライターの鈴木さちこさんの神社めぐりの本。 14都府県33神社をめぐっています。コミックエッセイなので読みやすいですが、かなり読み応えがあります。 三章が「あこがれの熊野 私が神社にはまった理由」。熊野古道 中辺路(大門坂→熊野那智大社)、熊野那智大社、那智の滝、熊野速玉大社、神倉神社、熊野古道 中辺路(伏拝王子→熊野本宮大社)、熊野本宮大社、大斎原、玉置神社などを訪れています。 熊野三党(熊野の有力者、宇井・鈴木・榎本の三氏)の鈴木氏に反応するさちこさんが面白いです。「やっぱり…熊野と私は運命的な繋がりが!」 熊野サイダーうめみかんも登場。 鈴木さちこさんが熊野にいらしたとき、ひょんなことからお会いして、ごいっしょに玉置神社に行きました。玉置神社の箇所を読んでいると、あのときのことが思い出されます。 「日ごとに、自分の閉じられた心が、無理なく開いていくような実感があり、私はこの熊野の旅がきっかけで、神社めぐりに目覚めていったのです」と書かれていて、嬉しく思いました。 ふわふわしたかわいらしい絵柄。 鈴木さちこさんのHP「パピコタウン」 (てつ) 2010.11.24 UP |
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