■ 創作童話

 み熊野トップ>創作

★ 我が輩は鵯(ヒヨドリ)である。(その8)   (正和 作)


 我が輩は鵯である。


我が輩は鵯である。(その8)       (正和)

 

   黄金蜘蛛

ずんずん登って行くと「土呂(ドロ)」と言う所に出た。ここの上に、昔は田圃がたくさん有って、今は亡き○○爺さん夫妻やその子供さんたちが、牛を使って田を耕し稲を作っていたのだと聞いた。

今は杉・檜の山になり昔の面影は石垣だけになっている。その頃にはたくさんいた、我が輩達の餌になる昆虫なども全然いない。

御主人様が子供の頃、春になれば、この田圃の周りの石垣に「黄金蜘蛛(コガネクモ)」がたくさん巣を作っているのを木の枝なぞに移し(注、これを「ぐもがき」と言っていた)、家に持ち帰って友達同士で戦わせて遊んだと言う。

back next


 このお話は、私が最近知り合った本宮町に在住の正和さんという方の創作童話です。
 正和さんの許可を得て、こちらに転載させていただくこととなりました。
 今回のお話は、正和さんがお住まいの皆地(みなち)を舞台にした物語です。

 皆地には皆地生き物ふれあいの里があります。
 皆地いきものふれあいの里では、約20ヘクタールの敷地のなかに「ふけ田」と呼ばれる湿田や森林があり、約600種類もの動植物を観察することができるそうです。観察室、標本展示室を備えた「皆地いきものふれあいセンター」も併設。駐車場あり、入場無料。

和歌山県田辺市本宮町皆地の観光名所

(てつ)

2009.6.24 UP

 

Loading...
Loading...

楽天おすすめ

 


み熊野トップ>創作