■ 熊野の観光名所 |
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◆ 洪水紀念碑(こうずいきねんひ) 和歌山県田辺市本宮町本宮 本宮村:紀伊続風土記(現代語訳) |
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熊野本宮を呑み込んだ明治22年の水害の碑熊野本宮大社は元々は、熊野川・音無川・岩田川の3つの川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にありました。 熊野十二所権現の社殿の他、境内摂末社、神楽殿や能舞台などがあり、現在の8倍の規模を誇っていましたが、明治22年(1889年)8月の水害で大きな被害を受け、2年後の明治24年(1891年)3月に現在地に移転となりました。 明治22年8月18日から20日にかけて北上した台風による豪雨は、熊野に大きな災害をもたらしました。 その明治22年の水害の碑が旧本宮小学校の近くにあります。この碑のある土地の高さまで水が来ました。
7丈は約21m。当時、本宮村(現田辺市本宮町本宮)は全村で250戸。そのうちの193戸が流出したという大水害でした。死亡者は22人。 2011年の台風12号の豪雨による水位の高さは、明治22年の水害の碑からは3mほど低い高さでした。 (てつ) 2011.12.6 UP ◆ 参考文献
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