■ 熊野の観光名所
◆ 山の神（中下番）（やまのかみ なかしもばん） 和歌山県田辺市本宮町三越 三越村：紀伊続風土記（現代語訳）
山の神
和歌山県田辺市本宮町三越（みこし）字中下番にある神社。
中下番の集落の川向、三越川右岸、川に向かって突き出た地形の所に神社があります。
手水石と石灯籠と石積みの基壇の上に２基の石祠。地域の人たちは山の神と呼んでいます。
向かって左の石祠。中央に金比羅大権現、向かって右に秋葉大権現、左に稲荷大明神と刻まれています。側面に文化三年の銘が入っています。
向かって右の石祠。大山積神。
この神社の境内地の両側は川です。
このような神社を訪れると、やはり神社にとって場所こそが大切なのだということがわかります。大地との関わりなしに日本人の信仰はあり得なかったことを、熊野各地にある神社は気づかせてくれます。
◆ 参考文献
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アクセス：熊野本宮大社から車で約10分。
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（てつ）
2014.10.19 UP