■ 熊野の観光名所 | ||||||||||||
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◆ 熊野古道「伊勢路:川端街道(川丈街道)」 |
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本宮と新宮を結ぶのが熊野川。院政期に詣でた上皇や貴族たち富裕層は川舟に乗って本宮から新宮まで移動しましたが、のちの庶民たちは熊野川沿いを歩いて新宮に向かいました。 請川(うけがわ)から小雲取越に入り、途中、如法山から東に方向を変え、万歳峠(ばんぜとうげ)を越え、志古(しこ)に下り、楊枝(ようじ)の渡しで熊野川を渡って三重県側へ行き、三重県側の熊野川の岸を崖沿いに歩き、新宮近くの乙基(おとも)の渡しで再び熊野川を渡って新宮へ。 楊枝から新宮までの参詣道は県道小船紀宝線の開通により大半が失われてしまいました。 宣旨を持った天皇の使者(伝使)が、あまりの水かさに引き返したという「でんし帰り(宣旨帰り)」や、熊野比丘尼が転落したという「比丘尼転び」といった地名が残されます。 車で行くなら新宮から楊枝へ向かって行き、同じ道を引き返してくるのがよいでしょう。乙基の渡し跡から楊枝の渡し跡までの県道小船紀宝線は、格好のドライブルートです。楊枝には三十三間堂棟木の由来で知られる頭痛山平癒寺 楊枝薬師堂があります。 でんし帰り(宣旨帰り)の辺りの500mほどは歩行可能。 熊野古道「伊勢路:川端街道(新宮 → 楊枝薬師堂 → 新宮)」● 新宮→ 楊枝薬師堂→ 新宮(車で往復約1時間) 熊野速玉大社 → 成川の渡し → 牛鼻の渡し → 乙基の渡し → 浅利の渡し → 飛雪ノ滝 → 比丘尼転び → 宣旨帰り→ 御本明神跡 → 地蔵道標 → 楊枝薬師堂 来た道を引き返して新宮に戻る ※アクセス ◆ 参考文献
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