東紀州、本宮、那智勝浦
テレビ朝日系の深夜番組(木曜 深夜00:15~00:45放送)「堂本剛の正直しんどい」最後のロケ「しんどい世界遺産(3) 熊野古道編」をたどる旅。
名古屋方面からお車でお越しの場合。
1泊2日。1日めに東紀州の名所と本宮をめぐり、熊野市で宿泊。2日めに那智を訪れ、帰途につく。テレビでは前編(2009年9月10日放送)と後編(2009年9月17日放送)の2回に分けて放送。
ロケは熊野市駅から始まりましたので、その通りの順番に並べましたが、名古屋方面からお車でお越しの場合は国道42号沿いに先に鬼ケ城が現われ、次に獅子岩が現われます。
「しんどい世界遺産(3) 熊野古道編」行程
1日目
JR熊野市駅
↓ 車で約1分
獅子岩 七里御浜に下りる
↓ 車で約1分
鬼ケ城
↓ 車で約30分
引作の大楠
↓ 車で約1時間
熊野本宮大社
↓ 徒歩で約5分
熊野本宮大社旧社地 大斎原
↓ 徒歩で約5分
珍重庵〔本宮店〕で食事
↓ 徒歩で約5分
熊野川 水切り(ここまでが前編)
↓ 車で約10分
湯の峰温泉 つぼ湯に入る、湯筒で温泉卵。くまのビール(宝竜の滝の水でつくったビール)を飲む。
↓ 車で約1時間
里創人 熊野倶楽部(りぞーと くまのくらぶ。三重県熊野市)で宿泊
- 獅子岩(三重県熊野市井戸町)
熊野野国総鎮守大馬神社の狛犬に見立てられている獅子のような岩。世界遺産。
- 七里御浜(三重県熊野市井戸町)
約22kmの日本一長い砂利浜。 熊野参詣道「浜街道」。
- 鬼ケ城(三重県県熊野市木本町)
鬼と恐れられた海賊多娥丸(たがまる)の根拠地。世界遺産。
売店で熊野古道ビールなどを購入。
- 引作の大楠(和歌山県新宮市神倉)
紀伊半島で最も太い木。推定樹齢1500年。日本名木100選。
木の下で二人で小芝居。
- 熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町本宮)
熊野三山のひとつ。世界遺産。
- 熊野本宮大社旧社地「大斎原」(和歌山県田辺市本宮町本宮)
明治22年(1889年)8月の水害時まで熊野本宮大社があった場所。熊野川・音無川・岩田川の3つの川の合流点にある中洲。上皇や女院、貴族、武士、庶民達がはるばると目指したのが、この場所でした。世界遺産。
- 熊野川(和歌山県田辺市本宮町本宮)
熊野川沿いに、熊野三山のうちの二社、本宮と新宮とがあり、本宮~新宮間の往復には熊野川の舟運が利用されました。熊野川は単なる水上交通路ではなく、熊野参詣の道であり、他に類のないであろう「川の参詣道」として文化的な意味をもっています。世界遺産。
- 湯の峰温泉(和歌山県田辺市本宮町湯の峰)
日本最古の温泉。
つぼ湯に二人で入湯。つぼ湯は、二人入ったらいっぱいの小さな、壺のような岩風呂です。世界遺産。
湯筒(ゆづつ)で卵を茹でて食べる。湯筒の湯温は92℃と高温なので、普通のゆで卵のようになります。
くまのビールを飲む。 くまのビールは宝竜の滝(和歌山県新宮市熊野川町滝本)の水でつくったビール(くまのビール株式会社は2011年の紀伊半島大水害で被災して再建できずにいます)。
2日め
熊野川を三反帆で遊覧(熊野倶楽部の里山体験プログラム) でんし帰り(宣旨帰り)で熊野古道歩き、昼嶋に上陸。
↓
那智の滝
↓ 車で約5分
那智かまぼこセンター 和歌山ラーメンとさんま寿司を食べる
↓ 車で約20分
ぶつぶつ川 玉の浦海水浴場近く
- 熊野古道「伊勢路:川端街道(川丈街道)」(三重県紀宝町)
熊野川の岸壁に通る熊野古道。富裕層は熊野川の川舟に乗って本宮から新宮まで移動しましたが、庶民は熊野川沿いを歩いて新宮に向かいました。県道小船紀宝線の開通により川端街道の大半が失われてしまいましたが、でんし帰り(宣旨帰り)の辺りの500mほどは古道が残り、歩行可能。
- 那智の滝(和歌山県那智勝浦町那智山)
落差133m、日本一の落差を誇る直瀑です。滝もとには飛瀧神社が鎮座。神社とはいっても本殿も拝殿もなく、滝を直接拝む形になります。滝が御神体の神社。かつての熊野の自然崇拝の有り様を今に伝えている神社のひとつです。
- ぶつぶつ川(和歌山県那智勝浦町粉白)
長さ13.5mの2級河川。玉の浦海水浴場の近くにあります。法で指定された河川としては日本最短の川。ぶつぶつ川の名は空気の泡がぶつぶつと出てくる様子から。
堂本剛さんとキングコング西野亮廣さんの2人が楽しそうに旅していて、見ていてこちらも楽しくなりました。
お二人の旅のルートをそのまま掲載しましたが、熊野市から出発して湯の峰温泉まで来てまた熊野市に戻って宿泊というのはけっこうしんどいかもしれません。
実際、 お二人の宿への到着も午後9時頃となりましたし。里創人 熊野倶楽部の里山体験プログラムを体験できなくなりますが、湯の峰温泉やその近辺の本宮の宿で宿泊されたほうがゆったりできるかも。
|熊野市へのアクセス|里創人 熊野倶楽部|東紀州の宿泊施設|湯の峰の宿泊施設|本宮の宿泊施設|
(てつ)
2009.9.15 UP
2009.9.21 更新
2020.8.30 更新
参考文献