このページでは「Yamareko(ヤマレコ)」に投稿された熊野古道のルートマップを貼り付けています。Yamarekoには多くの熊野古道のルートマップが投稿されているのでぜひ参考になさってください。
熊野古道ルートマップ 山中渓~布施屋
境橋は日本最後の仇討ちの場(1863年)として知られます。
山口王子跡近くには小野小町のものとされる墓があります。小野小町は熊野参詣の帰路、山口の里で病いに倒れたといいます。里人は一宇を立て小野寺と称しました(現在は廃寺)。近くにある遍照寺には88歳の老いさらばえた姿姿の小野小町木像が安置されています。
コースタイム
山中渓駅(30分)境橋(15分)中山王子跡(45分)雄ノ山峠(30分)山口王子跡(1時間)川辺王子跡(30分)中村王子跡(20分)川辺の渡し場跡(30分)布施屋駅
熊野古道ルートマップ 布施屋~海南
伊太祁曽神社(いだきそじんじゃ)は紀伊国一宮。木の神、五十猛命(いたけるのみこと)を祀っています。
藤白神社は五体王子の一つ藤白王子を祀っています。
コースタイム
布施屋駅(15分)吐前王子跡(30分)川端王子跡(30分)旧中筋家住宅(5分)和佐王子跡(15分)矢田峠(30分)平緒王子跡(25分)伊太祁曽神社(25分)奈久智王子跡(1時間)四ツ石地蔵(20分)松坂王子跡(20分)汐見峠(15分)旧中筋家住宅(5分)松代王子跡(10分)春日神社(15分)菩提房王子跡(20分)祓戸王子跡(14分)藤白神社(20分)海南駅
熊野古道ルートマップ 海南~紀伊宮原
筆捨松は、平安前期の宮廷画家、巨勢金岡(こせのかなおか)が熊野権現の化身である童子と絵比べをして敗れ、絵筆を松の根本に投げ捨てたという伝説の地。
所坂王子跡のある橘本神社(きつもとじんじゃ)は、橘の神、田道間守命(たじまもり)を祀っています。みかんとお菓子の神様として崇敬されています。
コースタイム
海南駅(45分)藤白神社(35分)筆捨松(20分)藤白峠(1時間)橘本神社(1時間10分)松坂王子跡(20分)拝ノ峠(15分)蕪坂塔下王子跡(35分)山口王子跡(40分)紀伊宮原駅
(てつ)
2008.1.26 UP
2020.10.10 更新
参考文献
- 宇江敏勝監修『熊野古道を歩く (歩く旅シリーズ) 』山と渓谷社
- 『熊野古道公式完全ガイド―紀州和歌山県版』扶桑社ムック